ライフハック大全を読んで生活に革命をもたらせ!【前編】
本日も、ご乗車ありがとうございます。
車掌です。
本日は、堀 正岳氏の「ライフハック大全」という本をご紹介します。
ライフハックとは、「生活を便利にする行動や習慣」のことです。
私はライフハックが大好きで、この本のタイトルを見つけた瞬間、「読もう」と思いました。だって、なんだかワクワクしませんか?ライフハックって。
本書には「大全」の言葉通り、250ものライフハックが載っています。
250個すべてをご紹介するのはできませんので、
私が厳選に厳選を重ねた10個のライフハック
をここで共有します。
それでは早速いきましょう!(今回は前編として5つのみのご紹介となります)
常にペンとメモ帳を持ち歩く
常に、というのは文字通り常にです。会社にも、トイレにも、電車にも・・。
普段、街を歩いているときに、ふと何か思いつくことはありませんか?
映画を見て感動したけれど、数時間したら内容を良く思い出せなかった経験はありませんか?
人は、普段ボーっと生きているようでも、頭の中にアイデアが浮かんだり、思考を巡らせたりしています。
それらのアイデアは、その場で何もしないと、すぐに記憶から消えてしまいます。
私も、街をぶらぶら歩いている時に、ツイートしたい面白ネタが浮かんだり、ブログのアイデアがふっと浮かんでくることがあります。
その瞬間は、「あとでやろう!」と思っているのですが、スマホをいじったり友人と会話をしているうちに忘れてしまいます。
いえ、忘れたことすらも忘れてしまいます。
それって、非常にもったいないですよね。
どんな些細なことでも、瞬間的に書きとめることが出来れば、人生を変えられると思うのです。
私は今、スマホにメモ帳アプリをインストールし、ホーム画面の目立つ場所に配置しています。
そうすることで、ブログのネタや、とっさに発生したTODOリストを入力できています。
紙のメモ帳とペン1本でも良いでしょう。
仕事中でも出しやすいというメリットがあります。
また、電池の残量を気にする必要もありません。自分の生活環境に合わせて、使い分けたいですね。
すべてに「YES!!!」と言う
友人のお誘いや、飲み会のお誘い、買い物をお願いされたり、仕事を依頼されたり。生活のなかで私たちは常に「YES/NO」の判断を迫られています。
さえない銀行員であらゆる誘いを「NO」と断っているジムが、あるセミナーに参加したのをきっかけに全て「YES」と答える生活に一変する・・というあらすじだけでも面白すぎる映画です。
客の融資、ホームレスからのお金のせびり、習い事のお誘い、熟年女性からの色仕掛け・・あらゆることにYESと答える主人公の人生は一変します。
もちろん、本書では「すべてにYES」と答えろ!などとは書かれていません。
つまりは、好奇心を持って、あらゆることにチャレンジすることでチャンスが舞い込んでくる、と言っているのです。
意識的には選択しない行動を、あえて呼び込む。そうすることで間違いなく人生は変わるでしょう。
私も、外出したときはできるだけ行ったことのない店や道を歩いたりするようにしています。
なかなか緊張はしますが、そのぶん色々な発見をすることもあります。
上司のお誘いにも、積極的にYESと答えることで「攻め」の姿勢で参加することができるでしょう。
「何かを吸収して帰るぞ!!」と目標を持って参加することと、愛想笑いをして2時間無駄にするのでは雲泥の違いです。
ポモドーロテクニックで爆裂に集中する
最強の学習法の「ポモドーロテクニック」をご存知でしょうか。
25分作業したら3分ほど休む。これを1サイクルとし、4サイクルしたら15~30分ほどの長めの休憩を入れる。
という、シンプルかつ最強の方法です。
このテクニックを知る前の私は、「よーし今日は2時間集中して勉強だ!」などと決意するものの30分程度でペースダウンしてあえなく中断・・・といったことが何度もありました。
このテクニックを使えば、2時間作業するなんて余裕です。
「休憩3分??少なくない?」と思うかもしれませんが、意外とリフレッシュできます。少し身体を動かしたり、目を瞑ったりすると、意外と脳は休まるみたいです。
サイクルにはもちろん個人差があるでしょう。20分ごとに休んだほうが合うかもしれませんし、27分頑張れる人もいるかもしれません。
いずれにしても、「疲れる前に小休憩する」ことが大事なのです。詳しく説明されたサイトは山ほどあるので気になる方は探してみるとよいでしょう。
ネットを遮断する。
皆さんは、一日に何回スマホを見ますか?
おそらく9割の方が「わからない」と答えるでしょう。
それほど、人は一日のうちにものすごい数の時間をスマホに費やしているのです。
電車やバスでは、ほぼ全員がスマホをいじっています。
私には、悪い癖があります。それは、寝る前にスマホをいじることです。よく、「寝る2時間前にスマホをいじると眠りが浅くなる」と言いますよね。
それを知っているにもかかわらず、私は寝る前に布団の中でぬくぬくしながらツイッターを見たりYouTubeを観たりして無為に時間を過ごしています。
そのせいで、気づいたら深夜1時・・なんてこともしょっちゅう。翌日は当然寝不足で、仕事もうまくいかない。
皆さんにも、こういう生活の方がいるのではないでしょうか。
そこで、私は寝る前にスマホの電源を切ってしまうことにしました。
機種によって差はあるでしょうが、私のスマホは電源を入れるまでに1分近くかかります(パスワードを入力するのがめんどくさい)。
一度思い切って電源を切ることで、眠ることに集中できるのです。
翌日はいつもよりスッキリ目が覚めました。
まだまだ毎日の習慣にはできていませんが、スマホを使う時間を少しずつ見直していけたらと思います。
これに関してもう一つ個人的におすすめなのが、「アプリの断捨離」です。
スマホのホーム画面にあるアプリ、すべて使っていますか?
半年以上使ってないアプリはありませんか?意外と、日々生活するなかで使わないアプリは多いものです。
私は、他人の投稿がいちいち通知されてくるインスタや語学を勉強しようと思って大量にインストールしたものの一度も使っていないアプリなど、大量の「不要な」アプリがありました。
思い切ってすべてアンインストールしてしまいましょう。
画面だけでなく、気持ちもスッキリします。部屋の片づけとは違って指一本で出来る最速の片づけです。ぜひお試しください。
怒りを制御する
日ごろ、人間はストレスに晒されています。
そのなかでもやっかいなのが、怒りです。
表に出さずとも、人は怒ります。感情のままに怒ってしまうことは、誰の得にもなりませんし、むしろ損です。
ならば、怒りを制御しましょう。
本書では、3つの「怒り制御テクニック」が紹介されています。
1.怒りそうになったら手のひらをパーにする。人間は怒りの状態になると緊張して握りこぶしを作りがちです。これを意識的にパーにすることで緊張が和らぎます。
2.肩を下げる。手と同様に、緊張状態になると肩は上がってしまう。これを意識的に下げ、身体をリラックスの状態にもっていく。
3.怒りを感じると、声が大きく、早口になってしまう。これを意識的にスピードを落とすことで冷静さを取り戻せる。
私のほうからも、いくつかご紹介しておきます。
1.「6秒」待つ。感情のピークは「6秒」だそうです。怒りを感じた瞬間に6秒数えましょう。きっとピークが過ぎていくでしょう。
2.周囲を観察する。怒りを感じた瞬間に、周囲をありのまま観察しましょう。「タンスが5段ある。壁が少し汚れている。靴にシワがついている」など、淡々と観察するのです。そうすることで、怒りは沈静化していきます。
何よりも、怒りを感じた時に自分がとる行動、を前もって決めておくことが肝要なのかもしれません。
もっと詳しく知りたい方は、「アンガーマネジメント」で検索してみるとよいでしょう。
【後編】につづく!!