孤独のグルメを読むとめちゃくちゃ腹が減る。
いただきまーす!
あ、いや、本日も、ご乗車ありがとうございます。
今回はマンガの紹介です。
言わずと知れた有名グルメマンガの
まずはじめに謝罪させてください。
私にはこの本の魅力を伝えることが出来ません。
すみません。
誤解してほしくないのが、この本には魅力がない、ということではありません。
魅力だらけ。なのに、それをうまく言葉にできない。
一言言えるのは、この本を読むと無性に腹が減る、ということ。
この本を知らない方のために、世界一わかりやすく内容を説明をさせていただきます。
おっさんが、ひとりで飯を食う
以上です。それ以上でもそれ以下でもないです。
余計な登場人物はほとんど出てこず、主人公の背景が掘り下げられるシーンが長々とあるわけでもなく。
腹を空かせたおっさんが飯を食う、ただそれだけです。
食べる場所はたいてい、実在するお店。東京ばかりです。
作者が東京の方なのかはわかりませんが。
不要な描写をそぎ落とした『ヘルシー』な内容なのに、読んでいると『お腹が空く』という不思議なマンガです。座布団1枚ください。
ちなみにドラマ化もされており、松重豊が主演をしていてこれまた最高です。
松重豊がめちゃくちゃウマそうに食べるので、深夜に観ることは法律で禁止されてもいいレベルです。観てるだけで腹が減ります。危険。
それでもリンクを貼っちゃう私は近々処罰されることでしょう。
異色のグルメマンガ、孤独のグルメ。
この作品の魅力は読んだ人しか分かりません。
東京近郊の方は、『聖地めぐり』もできてうらやましいなあ。
ごちそうさまでした
あ、いや、読んでいただきありがとうございました。
転職面接対策はこの本だけで十分すぎた
本日も、ご乗車ありがとうございます。
今回は、『転職面接』に関する本を1冊ご紹介します。
タイトルはシンプルに『転職面接突破法』。
著者は、細井智彦さん。
この方は、『日本一面接を成功させる男』と呼ばれる方で、面接力向上セミナーを多く開催しています。
つまり、面接の超プロフェッショナルが書いた本ということです。
皆さんは、転職をしたことがありますか?
終身雇用や年功序列が崩壊した昨今では、1つの会社で生涯を終える方は珍しくなりました。転職を繰り返し、自分の理想を追い求めるスタイルが『一般的』になってきています。そのなかで当然必要になるのが、『面接対策』です。
私は、いままでに3回転職をしてきました。(2020年3月現在)
業種も変えてきたため、転職のたびに1からスタートするという感じでした。
もともと人と話すことが得意ではない私にとって、面接というのは『超絶緊張して口から内臓が飛び出すほどの場面』です。初対面の方と、自分のキャリアや希望についてバチバチ聞かれる。想像しただけで冷や汗が出てしまいます。
そんな私なので、いわゆる『対策本』が必要でした。
その中で出会ったのが、この本だったのです。
結果的に、これは『めちゃくちゃ成功した買い物』でした。
この本が、面接対策にベストだと思う理由を3つご説明します。
1つめに、『悪い例』をきっちり書いているということ。
予想される質問に対して、ベストな回答だけを書いている対策本は信用できないのでオススメできません。しかしこの本は、
『こんな回答では採用されない!』とバッサリ斬ってくれます。
なので、台本のように回答を丸暗記するのではなく、論理的な回答を作り上げることが可能になるのです。
2つめに、答えづらい質問に関してもしっかりカバーしてあるという点。
たとえば、こんな質問。
・せっかく入った会社をなぜ辞めるのですか?
・すぐ辞めてしまうような会社に入ったのですか?
・なぜ正社員になりたいのですか?
・いったん辞めたのに、なぜ〇〇の業種に戻りたいのですか?
・お子さんができたら、どうしたいですか?
・今回で〇回目と、ずいぶん転職を繰り返しておられますが、どんなご事情があったのでしょうか?
・なぜリストラの対象になったのですか?
・前職に何かご不満があったのですか?
なかなかスグに答えられるという方は少ないと思います。
お恥ずかしい話、私は数か月で退職してしまった経験があり、その経歴がネックになっていました。
この本には、面接官と応募者との会話形式で質問対策が書かれているので、実際の面接を意識しやすいです。とても助かりました。
3つめに、業種別の面接対策にも触れてあるという点。
営業職や、サービス職、企画職、事務職など、職種別に『コレが求められる!』というポイントが書かれています。
単に『面接』という概要的な話ではなく、こういった細かいところにも触れてあるので、自分が行きたい会社へのイメージを膨らませやすくなります。自分が足りない点や活かせる点に気づくことができるかもしれません。
さいごに、少しだけ語らせてください。
私は、先述したとおり、3回転職をしてきました。
自分ひとりで転職先を探したり、転職エージェントを利用した転職活動をしたこともあります。
転職をしていくなかで最もつらく大変だったことは、転職先が見つからないことではなく、『自分が自分のことを知らない』ということです。
自分の5年後はどうなっていたい?キャリアプランは?長所と短所は?
皆さんはすぐに答えることができますか。私は恥ずかしながら、出来ませんでした。
一番身近に居たはずの『自分』について語ることが出来なかったのです。それは、自分の軸を持たず、その日暮らしで生きてきた紛れもない証明でもありました。
転職は、キャリアアップの可能性はもちろんあります。ですが、私が転職活動を経て得たなかで最も財産になったものは、『自分を見つめなおす機会』だと思います。
当然、転職活動をせずとも、自分を見つめなおすことは出来ます。
転職活動真っただ中の方も、そうでない方も、一度時間を作って自分をじっくり見つめてほしいと思います。
あえて偉そうに言うならば、
長所・短所
今までの仕事で残した実績
これからどうしたいか
5年後の自分はどうなってる?どうなっていたい?
今までの仕事でやりがいを感じた瞬間
の5点を考えてみると、転職活動に活かすことができるでしょう。もちろん、今の仕事を続けることにも。
時間がない方でも、自分の長所・短所を紙に書きだすだけはしてみて欲しいと思います。
ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
皆さまが、そして私も、幸せなキャリアライフを送れることを祈って、この記事を締めたいと思います。
朝型生活を始めたい人は必見です
本日も、ご乗車ありがとうございます。
今回は朝型生活についての本を紹介します。
『朝4時起き』の超習慣術
という本です。
皆さんは朝型ですか?それとも夜型ですか?
私は、「朝型生活を習慣化したいと願っている、比較的夜型人間」です。
つまりは中途半端。早起きすることもあれば、昼前まで寝てしまって1日を浪費することもあります。
で、でも、少しは朝型生活をしていた時期だってあったんだからねっ!
誰からのニーズもないツンデレは排水溝に流して、さっそく本の紹介といきましょうか。
朝型生活のメリット
朝型生活ってなんだか意識高い系な感じがするけど、なんかメリットでもあるの?
と思う方は多いと思います。
なんとなく朝型生活してたほうがカッコいい、と思っている方も多いでしょう。
そんなフワフワした考えには今日でオサラバしちゃいましょう。
まず初めに、朝型生活のメリットを4つご紹介します。
最初の2つは、本書のなかから。
のこり2つは、生意気にも私個人の考えを。一応、短期間、朝型生活をしていた人間の戯言と思って読んでやってください。
まず1つめ。それは時間の余裕によりアクシデントにも対応できる、ということ。
普段よりも2~3時間早く行動することで、なにか急用が出来たりアクシデントが起きたとしても余裕を持って対応することができます。
2つめは、ラッシュアワーに遭遇せずに済むということです。
当然ですが、通勤ラッシュよりも数時間早く電車やバスに乗るので、混んでいません。
車でも同様に、朝8時頃の渋滞に巻き込まれることも無くなります。
通勤ラッシュに巻き込まれることは、私たちに想像以上のストレスを与えている、とどこかで聞いたことがあります。都心部ならば尚更でしょう。
朝型生活にすることで、その多大なストレスから解放されるというわけです。
3つめ。ここからは私個人の経験をもとにした、朝型生活のメリットです。
それは、朝は静かだから物事に集中して取り組めるということ。
たいていの人が寝ているので、勉強や読書にもってこいなのが早朝です。
都心部はとくに、昼間や夜は車の騒音ややんちゃな暴走族に集中力を阻害されてしまいがちです。朝は静寂そのもの。日が昇り始めたころの薄ら明かりの時間は、心を満たしてくれる至福の時間です。ぜひとも一度味わってほしい感覚です。
最後に、作業に対してのモチベーションが高まりやすいのが朝型生活のメリットです。
これは、カフェで作業する場合に限られますが、早朝から開いているカフェにいる人は何かしら作業をしている人が多い印象です。
パソコンを打ったり、勉強したり、本を読んだり。昼間に比べて「おひとりさま」が多いので、かなり静かでもあります。
頑張っている人を見ると、おのずと自分も「よし!やるか」とやる気がわいてくるものです。また、モーニングタイムは料金が安いというメリットもあります。
自宅での作業ではなく、あえてカフェに行ってみることで、より作業が捗るかもしれません。
朝型生活の科学的メリット
つらつらと朝型生活のメリットについて書きましたが、ここでは『科学的』にも朝型生活は有効であるということを書きたいと思います。
キーワードは2つ。アドレナリンとコルチコイドです。
この2つのホルモンは簡単に言うと、「人を精力的にさせてくれる」ホルモンです。
察しの良い方はもうお気づきかと思いますが、
このホルモンが最も分泌されるのが、午前7時頃なのです。
これは、深夜0時から3時に分泌される量の3倍ともいわれています。
つまり、朝に活動したほうが作業が捗る、ということになります。
ちなみに、次に分泌される量が多いのは昼11時と15時だそうです。
1万時間の魔力
『1万時間の法則』について聞いたことがある方はいますか。
これは、『何事も、1万時間こなすことでその道のプロになれる』ということ。
1万時間、というのは
毎日2時間勉強をする人にとっては約13年。
毎日3時間勉強する人にとっては約9年。
もし20歳の人が毎日3時間×9年間、ひとつの事に取り組めば29歳でプロになれるかもしれない、ということになります。
毎日の積み重ねが10年後には大きな差になっているということが端的に分かる、良い数字だと思います。
車掌的、朝時間活用テクニック
最後に、生意気にも私個人が思う、『朝時間を最大効率で過ごすための方法』をいくつか紹介します。朝型生活を始めてみたいと思う人の参考になれば幸せです。
私自身も習慣化できるように頑張ります。
1.着替えを前日に準備しておく。
朝着る洋服を前日に決めておいて、クローゼットから出しておきましょう。
朝いちばんの冴えた頭を、洋服選びに使ってしまうのは非常に勿体ないです。
私はそもそも洋服はほとんど持っていないので悩む時間は人よりも遥かに少ないと思いますが・・
2.エアコンのタイマーをセットして寝る。
冬は特に、朝は寒くて布団から出られません。それで結局朝時間を浪費してしまっては元も子もないですね。ならば、部屋を暖めておきましょう。起床時間の1時間前を目安にタイマーセットしておくことで、朝からぬくぬくと活動することができます。
3.カーテンを開けて寝る。
これは住む場所によっては実践しにくいことかもしれません。
なぜカーテンを開けて寝るかというと、日光の光で目覚めるためです。
アラームで飛び起きるよりも健康的に目覚めることができます。朝いちばんに日光を浴びることは脳の覚醒にも効果があるので、可能であれば是非試してほしいと思います。
4.起きてすぐに温かい飲み物を飲む。
朝は体温が下がっています。身体のエンジンをかけるためにも、温かい飲み物は非常に効果的です。かといって、朝からキッチンで沸かすのも面倒ですから、寝る前に電気ケトルに水をセットしておきましょう。布団から届く場所にコップと一緒に準備出来ているならなお理想的。
5.朝食を用意しておく。
洋服と同様に、朝に『何食べようかな~』と悩む時間と労力は完全に無駄です。
毎日食べるものを決めておくか、前日夜に準備しておくと良いでしょう。
6.翌日のTODOリストを寝る前に書いておく。
寝る前に、翌日やるべき事を書いておくことで、起きてからすぐに迷いなく行動することができます。可能なら優先順位もつけておくと良いでしょう。
7.ルーティンを決めておく。
これは奥義に近いものですが、朝の行動をルーティン化してしまいましょう。
朝起きてやることの順序も決めておく、ということです。
起きる→着替える→整容→食事
というような感じです。寝ぼけまなこでも勝手に身体が動くレベルでルーティン化できたら最強だと思います。
8.テレビをつけない
朝起きてなんとなくテレビをつける人は多いと思います。
ですが個人的に、テレビを観ることにはデメリットが2つあると私は思います。
まず、不要な情報が流れ込んでくるということ。明るいニュースならともかく、暗いニュースを朝から浴びることは脳の疲れに繋がると思っています。
必要な情報は、ニュースアプリから得たり、自分で検索するようにしてしまうと良いと思います。
もう一つが、時間の無駄。テレビには当然、CMがあります。軽快な音楽や、目をひく内容だとついついボーっと観てしまいます。
なので私は極限までテレビを観ないようにしました。テレビを点ける時は、ゲームをするか、YouTubeを観て情報収集をするときぐらいです。
おわりに
朝型生活を目指すのは、私も同じです。目標としては、22時就寝で6時起床です。
毎日1時間は朝活をしたいと思っています。
思い切って友人との飲み会を最小限に減らしたいのですがなかなか実行に移せていない、弱い意志の持ち主です。
自分の人生を豊かにするため、と思って徐々に変えていきます。
皆さんも朝型生活を始めてみましょう・・!
自己啓発本のなかでも『最もアツい』本に出会った。
本日も、ご乗車ありがとうございます。
今回ご紹介する本は、岡本太郎さんの
「自分の中に毒を持て」
という本です。
岡本太郎さんの顔が強調された表紙が印象的です。
「芸術は爆発だ!」の言葉や、大阪万博の『太陽の塔』で有名な芸術家の彼が、いまを生きるすべての人間へ向けた熱いメッセージが詰め込まれた本です。
岡本太郎というと、変人でぶっ飛んだイメージを持っている方は多いと思います。私もそのなかの一人でした。
ですが、この本を読み終えてその印象は変わりました。
『ぶっ飛んでいる』というよりも、情熱的で、まっすぐで、トガっている人というイメージになりました。
まあ、それを【変人】というのかもしれませんが、たとえるなら、『少し毒のある松岡修造』という感じですかね。
うまい例えが見つかりません。
私はこれまでに多くの自己啓発本を読みましたが、この本は、自己啓発本のなかでも特に熱量がかなり強いほうだと思います。生ぬるい言葉なんて一つもありません。
できることならもっと若いうちに出会っておきたかったな、と思える本です。
特に学生や、20代の方には是非読んで欲しいと思います。
岡本太郎のメッセージ
この本には岡本太郎のメッセージがぎっしり詰まっているのですが、岡本太郎が我々に伝えたいメッセージは一貫しています。それは、
いまこの瞬間に全身全霊を賭けろ
ということです。もっと本能的に、なりふり構わず生きろと言っています。
結果なんて気にせず、筋を貫け。危険なんて知ったことか。他人と比べるな。現状に満足するな。
熱い言葉が続き、読んでいるうちに心の奥底がグツグツと燃えるような感覚になります。
私が特に印象に残ったのは、
「いずれ・・」なんて言うやつは無責任だ。いまこの瞬間瞬間に全力でぶつかれ
というメッセージです。
今日で人生が終わるかもしれない。それでも「生きた!」と言い切れる人はどれだけいるのでしょうか。少なくとも、自分は言えないな。
瞬間に、全力でぶつかる以外の道はない。そう気づかせてくれる言葉でした。
正直いうと、この本の記事を書くかどうかとても迷いました。
なぜなら、この本の凄まじい魅力をうまく伝えることができるか不安だったからです。
私が伝えると、チープな感じになってしまうのではないかと思いました。
ですが、やはり一人でも多くの方にこの本を読んでもらいたいという思いが勝り、執筆に至りました。どれだけ魅力を伝えられたかはわかりません。
私が確かに言えることは、この本は読者の心の奥底に眠る『熱』を呼び覚ますには十分すぎる、ということだけです。
岡本太郎の有名な言葉の「芸術は爆発だ」の『爆発』という言葉の真意についても本のなかで述べられています。さいごにそれを抜粋したものを書き、この記事を締めさせていただきます。
「音もしないし、モノも飛び散らない。全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが、爆発だ。人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発しつづけるべきだ。いのちのほんとうの在り方だ。」
ではまたお会いしましょう。読んでいただきありがとうございました。
認知行動療法について学んでみた
本日も、ご乗車ありがとうございます。
今回ご紹介する本はこちら。
マンガでやさしくわかる認知行動療法
という本です。
「認知行動療法」とはそもそも何なのか。
どうしてこの本を読み、紹介したいと思ったのか。
そして、具体的な内容を一部紹介。
これらの3点を書いていきます。
できるだけ易しく説明したいと思いますので、認知行動療法について興味のある方は読んでみてくださいね。
なお、私自身は認知行動療法の専門でもなんでもないということにご留意ください。
認知行動療法とは
まずはじめに、認知行動療法とは何なのか。
ひと言で言うならば、
「苦しい状況に自分のちからで対応するための心理療法」です。
私たちは、つらい状況に直面した時に感情が揺れ動き、心のバランスが崩れてしまいます。
そのときに役立つのが認知行動療法です。
注意してほしいのは、「認知行動療法=ポジティブ思考」ではないということです。
自分の心を調整する力を鍛えることが、認知行動療法の考え方なのです。
自分の「考え方」と「行動」をじっくりと見直し、変えることで気持ちをやわらげていくことを目指していきます。
この本を読んだきっかけ
私がこの本を読んだ理由は2つあります。
1つは、自分の心を整える力を身に着けるため
もう1つは、身近な大切な人にもこの考え方を共有したいと思ったから
です。
私は、メンタルが強いほうではないと自覚しています。きつく言われたことがグルグルと頭の中を回ったり、小さなトゲがじわじわ痛むように気になったり、周りの視線が気になりすぎて外出できなかったりすることもあります。
そういうときはいつも「ダメだー!!」と自虐が加速してしまうのです。ポジティブな一面も全くないというわけではありませんが、どちらかと言えばネガティブなのではないかと思います。
だからといってポジティブになりたいのかと言うと、そうでもないのです。
仮に、極限までポジティブになったとしたらどうなるでしょうか。
きっと、「自分は正しい!」という考えに取りつかれてしまい、他人への礼儀やデリカシーなどが欠けた、本能的な人間になってしまうのではないかと思います。
そう考えると、自分を客観的に見ることのできるネガティブというのはある程度必要なステータスとも思えませんか。
なんだか話が逸れましたが、要は「ほんの少し」メンタルのコントロールが上手になりたいのです。
そうすることで、もっと生きやすくなると思いますから。
そして、それを学び、知識を身近な人に共有できるのならば最高です。そう思い、私はこの本を購入するに至りました。
余談ですが、「マンガでわかるシリーズ」はかなりオススメなので、読書習慣のない人や、ある分野について勉強したいけど活字だらけの分厚い本がイヤ、という人は入門書として使ってみてください。内容が全てマンガではなく、一部文字や図での解説も載っているものが多いので、しっかりと勉強することができます。マンガを侮るなかれ。
具体的な方法
さてここから本編です。が、ただでさえ専門的な内容であり、素人の私がエラソーに解説するのもどうかと思いますので、私なりに解釈したうえでの「具体的な実践」について少しだけお話しさせてください。
誰でも持っている2つのアイテムがメンタルを助ける
それは、紙とペンです。苦しみを和らげる方法のひとつは、「記録」なのです。
苦しい状況にいるということは、感情の渦に飲み込まれて「アーレー」と叫んでいる状態。不安や辛さに押し流され、どうにもならない状況ですよね。
そんなときに使うアイテムが、紙とペン。そして、5つ、書くべきことがあります。
それは、
1、出来事(事実)
2、考えたこと
3、感情
4、自分がしたこと
5、身体の状態
です。
例を出して説明します。
たとえば、職場で上司に説教されてしまい、どんよりとした気持ちになってしまったとしましょう。
そんなときは、
1、上司から「〇〇」と説教される。←事実のみを書くのがポイント
2、やっぱり私はダメなんだ、仕事に向いていないんだと考えた
3、悲しい、絶望、不安
4、すみません、と謝った
5、身体が震えて、冷や汗が出た
といった感じで書きます。
この練習を重ねることで自分を客観的に見る力を鍛えることが出来ます。
また、苦しみから一歩離れることができるため、先ほどの感情の渦自体は消えなくとも、それを離れたところから眺めることができるので、気持ちが楽になるというわけです。
人はふだん、主観的に生きています。つらいときに敢えて客観的に立ってみることで辛さを和らげることに繋がるのです。
本書にある方法は上記の内容ですが、私としては日記も効果的なのではないかと思います。手を動かして言葉を綴るだけでも意外と穏やかな気持ちになっていくものです。
おわりに
認知行動療法とは、堅苦しい名称とは裏腹に、意外とシンプルな内容だと思いました。決して浅いということではなく、「誰でも実践できるもの」というのが正直な印象です。
つらい時には、優しい人ほど独りで孤独に戦いがちです。そんな人たちがつらい思いを感じつづけるのは本当に悲しいことです。
この小さなブログが何人に読まれるかは分かりませんが、今何かがつらいと思っている人には是非認知行動療法を勉強してみてほしいと思います。そして、少しでも気持ちがほぐれてほしいなと思います。もちろん無理せず医療機関を受診することが最善だとは思いますが。
周りに頼ることは大事です。しかし、なかなかそれも難しいという方にとって「本」というものは平等に与えられた命綱。1000円ちょっとで救われるのなら、安いものです。これからずっと人生を共にする自分の心を大事にするための少しの出費だと思って、読んでみてください。
皆さんが豊かな生活を送れることを願って。
【朗報】習慣づくりは簡単であることが判明。
本日も、ご乗車ありがとうございます。
今回は、メンタリストDaiGoさんの「超習慣術」という本をご紹介します。
皆さんには、「身につけたい習慣」はありますか?
私が身につけたい習慣は、2つあります。
1.読書
2.筋トレ
この2つです。
理由は非常にシンプルです。頭と身体を鍛えて自分のレベルを上げたいから。
具体的に言うならば、年間200冊の読書と、週3回の筋トレを習慣にしたいと考えています。
『習慣』と聞くと、意志が強く、ストイックで堅実に日々を過ごしている人が頭に浮かぶかと思います。
ですがこの本を読んだことで、習慣に対する私のイメージはまるっきり覆されました。
まず衝撃的な結論を言います。
習慣づくりはカンタンです。
習慣づくりを成功させるための方法はあります。
決して、意志力が強い人だけが習慣をつくれるのではないのです。
テクニックを学びさえすれば、私たちは、習慣をつくりあげることができます。
この本を読めば、いままで意志力だけで習慣をつくろうと奮闘し、挫折を繰り返してきた自分にオサラバすることができるでしょう。
ただ、こう思う人もいるでしょう。
「でも、習慣化って結局ツラいことなんじゃない?」と。
しかしDaiGoさんはこう述べています。
習慣作りはつらくない。むしろ、習慣化しないことによる日々の「決定疲れ」が脳の負荷になる。習慣は作ってしまったほうがむしろ楽になる。
自分が身につけたい行動を、習慣化してしまうほうが、生活をより楽にしてくれるのです。ならば、習慣づくりのテクニックを学ばない理由なんてありませんね。
この記事では、本のなかでも特に私がオススメしたいと思えるテクニックをご紹介していきます。
ぜひ習慣づくりにお役立てください。
習慣づくりの超基本。20秒ルール!
習慣化をするうえで基本となるテクニック、それは「20秒ルール」です。
これは、習慣化したい行動を起こすためにかかる時間を極限まで減らすことで習慣化を目指すというものです。
理想は、「気が付いたらやっていた」くらいまで手間を減らすこと。
例えば私なら、読書を習慣化したいと考えています。
ですが、いざ読書をすると意気込んでからの動きは以下のとおりに・・・。
本棚の前まで移動→数ある本のなかから本を選び取る→開く・・・
これだけで数十秒かかってしまいます。もし書店に行くとなると数時間がつぶれてしまいます。
なので私は、読書を電子書籍に切り替えました。
そうすることで、読書したいと思った瞬間に、スマホかタブレットを開けば読書をすることができます。
スマホにはKindleのアプリを入れてあり、ホーム画面の一番目立つ場所に置いているので3秒あれば読書を始めることができます。
さらに、新しく読みたい本が見つかった場合でも、Kindleなのでその場でダウンロードすることができます。
こういった具合で、習慣化したい行動を始めるまでにかかる時間を極限まで減らすことが、習慣づくりの超基本になります。
なくしたい習慣には、「プラス20秒」
反対に、なくしたい習慣がある場合はどうすれば良いのか。
それは簡単です。逆に、その習慣を始めるための手間を増やせばよいのです。
あえて名前をつけるなら、プラス20秒ルール、でしょうか。
私が実践した例でいうと、私は、テレビをダラダラと見ることが悪い習慣だと考えていました。仕事から帰宅し、なんとなくテレビをつけてなんとなく時間を浪費することに嫌気がさしていました。
そこで私は、テレビのコンセントを抜いてみました。
しばらくは効果を発揮し、テレビを見る時間は減りましたが、人間というのは意志が弱いもので、気づいたらコンセントは挿さっている始末。
これはダメだとさすがに危機感を感じたのか、私はさらなる行動に出ました。
それは、会社のロッカーにテレビのリモコンを封印したのです。
これが非常に効果的でした。
私のテレビはリモコンがないと点けることが出来ないので、どうあがいても私はテレビを観ることができません。
これは極端な例かもしれませんが、「なくしたい習慣」があるのならばそれを無くすために私たちは徹底的に考え抜くことが大事なのだと思います。
スマホを無為にいじってしまう習慣を消したいのなら、こんな対策が可能でしょう。
思い切ってアプリをアンインストール(消去)してしまう
時間制限のアプリを入れてしまう
特定の時間の間だけパスワードロックをする。なお、パスワードは知人に設定してもらう。(ホストのローランドさんはこの方法を使っているのだとか)
これを機に、皆さんも考えてみてはいかがでしょう。
イフゼン・プランニングという習慣化の帝王
先ほどの語りが想定よりも長くなってしまいましたが、次に紹介するのは習慣化の帝王(DaiGoさんが本書で言っています)のイフゼン・プランニングです。
イフゼン、とはIf Thenと書きます。
つまり、
Aが起きたらBをすると決めておく。
というように習慣化したい行動に条件をつけることをイフゼン・プランニングと言います。
行動と条件をセットにしてしまうのです。
たとえば、朝起きたら掃除をする、というような感じ。
腹筋一日30回する!ではなく、
朝食前に、必ず30回腹筋
というように、
条件:朝食前に
行動:腹筋を30回する
とセットにします。これがシンプルかつ強烈な効果を生みます。
なぜなら、ヒトは条件がないと、脳が反応しないからです。逆に言うと、条件をつくってしまうことで脳が理解しやすくなり、行動に移せるようになる、ということ。
私の場合は、スマホで暇つぶしをしたくなったら、まずKindleで本を5ページよむ、というイフゼン・プランニングを作りました。
条件:スマホで暇つぶしをしたくなる
行動:Kindleでとりあえず本を5ページ読む
の2つをセットにしています。
すると実際は5ページに留まらず、気づいたら読書を1時間続けていた、なんてことも起こります。
イフゼン・プランニング、是非皆さんも1つ作ってみることを強くオススメします。
コミュニティを作る
習慣化というゴールに向かうのは、1人でなくてもよいのです。
パートナーがいることに越したことはありません。
可能ならば、自分と似た目標を持ったグループに所属し、日々報告しあえる環境を作りましょう。
セルフ・レギュレーション
これはだれでも簡単にマネできて効果も高い方法だと思います。
新たに習慣をつくることよりも、「習慣をなくす」ことに効果を発揮する方法です。
方法は単純。
悪癖をしてしまったときに、未来の自分がいまの自分にどんな言葉をかけるかを限界まで想像してみる、これだけ。
例えば、暴飲暴食を直したいという人がいるとします。
ポテトチップスに手を伸ばそうとした瞬間に、10年後の自分を頭の中に描いてみるのです。ぼんやりとではなく、できるだけ具体的に。
10年後の自分は、こう語りかけてきます。
「自分はいま、不健康が祟って病院通いを続けていて、身体もお金も苦しい状態だ。もし10年前に暴飲暴食をしていなかったら、病院通いの時間わ家族との時間に充てることができただろうし、色々なチャンスを掴めただろう」と。
そうすることで、悪癖をやめることで得られる未来の価値をリアルに感じることができるのです。
未来の自分に語り掛けられることは自分の心に強烈に突き刺さります。
どんな怖い上司から叱られるよりも、未来の自分から叱られるほうが厭なものですね。
少し違う方法ですが、実況も効果的です。どういうことかというと、悪癖と思う習慣をしようとするときや、してしまっているときに頭の中で自分自身を客観的に実況するのです。
例えばスマホいじりをして時間を浪費しているな、と感じた時には
「おおーっと、〇〇さん、今日も時間を無駄にして意味もなく過ごしちゃってますねー」というように。客観的に見た自分の状況を言葉にするのです。
頭の中で実況中継をすることで冷静になることができて、悪癖から離れることができるでしょう。一人のときは、声に出してみても良いのではないでしょうか。
おわりに
今回ご紹介したものは、本のなかのごく一部です。
他にも、「他人の習慣化を助けるテクニック」や「挫折しない習慣維持の方法」など盛りだくさんの内容です。
人生を変えるうえで習慣化は切ってもきれないものだと思います。
高みへと踏み出してゆくために、一度学んでおいて絶対に損はないと思う一冊です。
ではまた。
ローランドの本を読んだけどローランドはローランドだった。
本日も、ご乗車ありがとうございます。
今回は、ローランドの「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」という本のご紹介をします。
結論からいうと、ローランドはローランドだった。
意味が分からないと思うし、そもそもローランドって誰なんだよというヤジが聞こえてきたのでローランドを紹介しておこうと思う。
ローランド。
本名、ローランド。(たぶん)
職業:ローランド
趣味:ローランドの歴史づくり
好きな人:ローランド
ファンの数:たった10憶人程度
以上。
この本では、洗礼として、まず初めにローランドの美しすぎる写真を11枚見せられるところから始まる。常人ならば、この段階ですでにローランド色に染まっていることだろう。ここで心が動かない方には眼科の受診を推奨しておく。
ローランドは身体がゴツイ。サッカーをしていた経歴もあり、今でもストイックにボディメイクに勤しんでいるのだとか。さすがローランドである。筋肉ローランド。
そして何より美しい。黄金のローランド・ヘア。美しきスーツ姿。だがあくまで主役はローランド。ローランドがローランドをローランドたらしめるモノ。それは間違いなくローランドなのだ。すみません、ちょっと気分が悪いので外の空気を吸いにいってきます。
・・
・・・
ローランドの魅力は外見だけではない。
中身もしっかりローランドが詰まっているのだ。ローランド・イン・ザ・ローランド。
ローランドの趣味は、歴史づくり。そのため、ローランドはローランドなりの哲学を持っている。それは多少エゴイスティックでもあるが、ローランドの器の大きさを考えれば当然ともいえる。たとえ世界じゅうの人がアンチ・ローランドになったとしてもローランドはローランドであり続けると思う。ローランド・ファンの私はそう思う。
ローランドは成金などではなく、ローランドなりの軸を持って行動してきたうえに成り立っているのだ。ローランドは努力の人である。ローランドローランドローランド言いすぎてめまいがしてきた。
読者の皆さんはもうすでに、いや、読む前からローランドの虜になっているとは思うが、この本を読むことでそれは更にブラッシュアップされること間違いない。
ローランドの高みへ。
ローランドがローランドたる所以。それを皆が見届ける義務があるとさえ思う。
さて、何回ローランドって言った?
追記:ローランドがYouTubeチャンネルを開設しました。ローランドファンは必ずチェックするように。