快読電車ブログ

とある男の読書記録

朝型生活を始めたい人は必見です

本日も、ご乗車ありがとうございます。

 

今回は朝型生活についての本を紹介します。

 

『朝4時起き』の超習慣術

 

「朝4時起き」の超習慣術

「朝4時起き」の超習慣術

 

 

という本です。

 

皆さんは朝型ですか?それとも夜型ですか?

 

私は、「朝型生活を習慣化したいと願っている、比較的夜型人間」です。

 

つまりは中途半端。早起きすることもあれば、昼前まで寝てしまって1日を浪費することもあります。

 

で、でも、少しは朝型生活をしていた時期だってあったんだからねっ!

 

誰からのニーズもないツンデレは排水溝に流して、さっそく本の紹介といきましょうか。

 

 

朝型生活のメリット

 

朝型生活ってなんだか意識高い系な感じがするけど、なんかメリットでもあるの?

と思う方は多いと思います。

なんとなく朝型生活してたほうがカッコいい、と思っている方も多いでしょう。

 

そんなフワフワした考えには今日でオサラバしちゃいましょう。

 

まず初めに、朝型生活のメリットを4つご紹介します。

 

最初の2つは、本書のなかから。

のこり2つは、生意気にも私個人の考えを。一応、短期間、朝型生活をしていた人間の戯言と思って読んでやってください。

 

まず1つめ。それは時間の余裕によりアクシデントにも対応できる、ということ。

普段よりも2~3時間早く行動することで、なにか急用が出来たりアクシデントが起きたとしても余裕を持って対応することができます。

 

2つめは、ラッシュアワーに遭遇せずに済むということです。

当然ですが、通勤ラッシュよりも数時間早く電車やバスに乗るので、混んでいません。

車でも同様に、朝8時頃の渋滞に巻き込まれることも無くなります。

通勤ラッシュに巻き込まれることは、私たちに想像以上のストレスを与えている、とどこかで聞いたことがあります。都心部ならば尚更でしょう。

朝型生活にすることで、その多大なストレスから解放されるというわけです。

 

3つめ。ここからは私個人の経験をもとにした、朝型生活のメリットです。

それは、朝は静かだから物事に集中して取り組めるということ。

たいていの人が寝ているので、勉強や読書にもってこいなのが早朝です。

都心部はとくに、昼間や夜は車の騒音ややんちゃな暴走族に集中力を阻害されてしまいがちです。朝は静寂そのもの。日が昇り始めたころの薄ら明かりの時間は、心を満たしてくれる至福の時間です。ぜひとも一度味わってほしい感覚です。

 

最後に、作業に対してのモチベーションが高まりやすいのが朝型生活のメリットです。

これは、カフェで作業する場合に限られますが、早朝から開いているカフェにいる人は何かしら作業をしている人が多い印象です。

パソコンを打ったり、勉強したり、本を読んだり。昼間に比べて「おひとりさま」が多いので、かなり静かでもあります。

頑張っている人を見ると、おのずと自分も「よし!やるか」とやる気がわいてくるものです。また、モーニングタイムは料金が安いというメリットもあります。

自宅での作業ではなく、あえてカフェに行ってみることで、より作業が捗るかもしれません。

 

 

朝型生活の科学的メリット

 

つらつらと朝型生活のメリットについて書きましたが、ここでは『科学的』にも朝型生活は有効であるということを書きたいと思います。

 

キーワードは2つ。アドレナリンとコルチコイドです。

この2つのホルモンは簡単に言うと、「人を精力的にさせてくれる」ホルモンです。

 

察しの良い方はもうお気づきかと思いますが、

このホルモンが最も分泌されるのが午前7時頃なのです。

 

これは、深夜0時から3時に分泌される量の3倍ともいわれています。

 

つまり、朝に活動したほうが作業が捗る、ということになります。

 

ちなみに、次に分泌される量が多いのは昼11時と15時だそうです。

 

 

1万時間の魔力

 

『1万時間の法則』について聞いたことがある方はいますか。

これは、『何事も、1万時間こなすことでその道のプロになれる』ということ。

 

1万時間、というのは

毎日2時間勉強をする人にとっては約13年。

毎日3時間勉強する人にとっては約9年。

 

もし20歳の人が毎日3時間×9年間、ひとつの事に取り組めば29歳でプロになれるかもしれない、ということになります。

毎日の積み重ねが10年後には大きな差になっているということが端的に分かる、良い数字だと思います。

 

 

車掌的、朝時間活用テクニック

最後に、生意気にも私個人が思う、『朝時間を最大効率で過ごすための方法』をいくつか紹介します。朝型生活を始めてみたいと思う人の参考になれば幸せです。

私自身も習慣化できるように頑張ります。

 

1.着替えを前日に準備しておく。

朝着る洋服を前日に決めておいて、クローゼットから出しておきましょう。

朝いちばんの冴えた頭を、洋服選びに使ってしまうのは非常に勿体ないです。

私はそもそも洋服はほとんど持っていないので悩む時間は人よりも遥かに少ないと思いますが・・

 

2.エアコンのタイマーをセットして寝る。

冬は特に、朝は寒くて布団から出られません。それで結局朝時間を浪費してしまっては元も子もないですね。ならば、部屋を暖めておきましょう。起床時間の1時間前を目安にタイマーセットしておくことで、朝からぬくぬくと活動することができます。

 

3.カーテンを開けて寝る。

これは住む場所によっては実践しにくいことかもしれません。

なぜカーテンを開けて寝るかというと、日光の光で目覚めるためです。

アラームで飛び起きるよりも健康的に目覚めることができます。朝いちばんに日光を浴びることは脳の覚醒にも効果があるので、可能であれば是非試してほしいと思います。

 

4.起きてすぐに温かい飲み物を飲む。

朝は体温が下がっています。身体のエンジンをかけるためにも、温かい飲み物は非常に効果的です。かといって、朝からキッチンで沸かすのも面倒ですから、寝る前に電気ケトルに水をセットしておきましょう。布団から届く場所にコップと一緒に準備出来ているならなお理想的。

 

5.朝食を用意しておく。

洋服と同様に、朝に『何食べようかな~』と悩む時間と労力は完全に無駄です。

毎日食べるものを決めておくか、前日夜に準備しておくと良いでしょう。

 

6.翌日のTODOリストを寝る前に書いておく。

寝る前に、翌日やるべき事を書いておくことで、起きてからすぐに迷いなく行動することができます。可能なら優先順位もつけておくと良いでしょう。

 

7.ルーティンを決めておく。

これは奥義に近いものですが、朝の行動をルーティン化してしまいましょう。

朝起きてやることの順序も決めておく、ということです。

 

起きる→着替える→整容→食事

 

というような感じです。寝ぼけまなこでも勝手に身体が動くレベルでルーティン化できたら最強だと思います。

 

8.テレビをつけない

朝起きてなんとなくテレビをつける人は多いと思います。

ですが個人的に、テレビを観ることにはデメリットが2つあると私は思います。

 

まず、不要な情報が流れ込んでくるということ。明るいニュースならともかく、暗いニュースを朝から浴びることは脳の疲れに繋がると思っています。

必要な情報は、ニュースアプリから得たり、自分で検索するようにしてしまうと良いと思います。

 

もう一つが、時間の無駄。テレビには当然、CMがあります。軽快な音楽や、目をひく内容だとついついボーっと観てしまいます。

なので私は極限までテレビを観ないようにしました。テレビを点ける時は、ゲームをするか、YouTubeを観て情報収集をするときぐらいです。

 

 

おわりに

 

朝型生活を目指すのは、私も同じです。目標としては、22時就寝で6時起床です。

毎日1時間は朝活をしたいと思っています。

思い切って友人との飲み会を最小限に減らしたいのですがなかなか実行に移せていない、弱い意志の持ち主です。

自分の人生を豊かにするため、と思って徐々に変えていきます。

皆さんも朝型生活を始めてみましょう・・!

 

「朝4時起き」の超習慣術

「朝4時起き」の超習慣術