快読電車ブログ

とある男の読書記録

【読んだら忘れない読書術】を読んで自己満足読書から脱却せよ!

本日も、ご乗車ありがとうございます。

 

今回は、このブログのテーマでもある「読書」についての本をご紹介いたします。

 

その名も、「読んだら忘れない読書術」

 

皆さんは、最近どんな本を読みましたか?

 

ひとつ頭の中に思い浮かべてください。

 

そして、その本について他人に説明することができますか?

 

ギクリとした方は多いと思います。

 

意外と、できないんです。

 

 

 

普段本をちゃんと読んでいるつもりでも、自分のなかに定着していないことって、結構多いんですよね。

 

せっかく1500円近くもお金を払ったのに、ただ時間ばかりをかけてしまえば非常にもったいない。

 

そんな方に非常におすすめしたいのが、今回ご紹介する「読んだら忘れない読書術」という本です。

 

そのタイトルの通り、読んでも忘れないための読書のテクニックがたっぷりと掲載されています。

 

著者は樺沢紫苑氏。

 

書店で、「アウトプット大全」という本を見たことがある方は少なくないでしょう。その本の作者さんです。

 

樺沢氏が、とんでもない「アウトプットの鬼」であることは有名です。

 

そのなかの一部として、

 

年に約3冊本を執筆

毎日YouTube動画投稿

毎日メルマガ発行

 

をしています。おそろしすぎます。

 

ではなぜこれだけ莫大な量のアウトプットができるのでしょう?

 

それはカンタンです。「膨大なインプットをしている」からなのです。

 

樺沢氏は、月に20~30冊の本を読むそうです。これを30年以上継続。やばすぎます。

 

単純計算で6000冊を読破していることになります。もはや図書館。

 

樺沢氏は、「アウトプットの鬼」である以前に「インプットの鬼」なのです。

 

そんな樺沢氏は、前述した「読んだ本の内容を覚えていない」ということに対して本書の中でこう言い切っています。

 

その読書は何の役にも立っていない。

 

と。読んでも忘れるのならば、年に100冊読もうが、ザルで水をすくうことと同じなのです。「自己満足読書」という名前さえもつけています。

 

きっと、読書家を自称する人の大半は、「自己満足読書」をしているのかもしれません。

 

かくいう私もその中の一人でした。しかし、本書を読んで考え方が180度変わりました。

 

このブログを読んでいる方はラッキーです。

なぜなら、今日を機に「自己満足読書」を脱却できるのですから。

この本との出会いは間違いなくあなたの読書ライフを変えてくれます。

 

 

 

 

「本を読んだ」のそもそもの定義とは

 

「本を読む」とはいっても、どうすれば「読んだ」と言えるのか?

 

という疑問は多くの方が持っていると思います。

 

その疑問について、樺沢氏が簡潔かつ明快に説明していたのでここで紹介します。

 

 

「本を読んだ」の定義は、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」

 

「議論できる」ということは具体的にいうと、「飲み会などで10~20分程度みんなと話して盛り上がれること」だそうです。

 

樺沢氏は講演を開いたときに観客によくこんなことを言われるそうです。

 

「先生の〇〇という本を読みました!」

 

と。そこで樺沢氏が、こう返します。

 

「どこがおもしろかったですか?」と。

 

するとその観客は、言葉に詰まってしまうのです。

 

そう、確かに1文字目から最後の文字までは「読んだ」けれど、「定着」はしていなかったのです。

 

きちんと説明できるようになることが、「読んだら忘れない読書術」の第一歩です。

 

 

 

 

忘れないための本の読み方とは

ではメインの、「読んだら忘れない読書」について見てみましょう。

 

一言で結論を述べるなら、

 

アウトプットする

 

ということです。

 

読んだ後に、必ずアウトプットする。

 

 

 

具体的には、

 

1.読みながらメモをとり、マーカーでラインを引く

2.本の内容を人に話す。勧める。

3.本の感想や気づきをSNSでシェアする。

4.Facebookやメルマガに書評やレビューを書く

です。

 

これら4つのうち、3つを1週間以内に実践することが、「アウトプット」になります。

 

本書ではさらに詳しい説明がなされていますので、気になる方はチェックしてみてください。

 

その余裕がない方は、上記の1・2・3を早速実践してみると良いでしょう。

私のようにブログを作ってみたり、専用のSNSアカウントを作ってみたり。方法は無限大です。

 

アウトプットなしに、読書の定着はありえないのです。

 

 

 

 

 

おわりに

 

毎月30冊近くの本を読む著者が実践しているすべての読書術が詰め込まれた本書。

 

たんなるテクニック紹介だけではなく、本の魅力が語られていたり、著者オススメの本が紹介されていたり、「もっと本を読みたい」と思わせてくれる素晴らしい本でした。

 今回ご紹介したものは、その中のほんの一部にすぎません。

 

私は、本は読めば読むほど確実に世界が広がると信じています。

 

私もまだ「読書」という大海原に漕ぎ出したばかりの人間ですが、そう確信しています。なぜなら、1冊読んだだけでも想像やアイデアが膨らみ、現にブログを開設したりと自分の人生に変化をもたらしているからです。

 

みなさまもぜひ、読書をして世界を広げに行きましょう。必ず美しい景色が待っているでしょう。

 

ではまた、どこかでお会いしましょう。

 

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

 

 

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術